秘密

秘密 (文春文庫)

最近本当にこの人ばっかり読んでるような気がする。まぁ、多少かたよってしまうのは目をつぶって下さい。

これは、広末涼子主演で映画化してたな、なんてことで中々読む気になれなかった作品だった。読もうと思ったのは、元々東野圭吾氏の作品が好きな友人のおすすめだった為である。本当にシンプルな理由。

正直、こういう話だと思わなかったというのが一番の印象。正直ずるい。けど泣ける。そういうものです。なんつーかな、僕は結婚もしてないし、ましてや娘がいるわけではないけど、非常に胸に迫るものがある、そんな話だったなぁ。

ちなみにちょっとネタばれ覚悟で話すと、本当の「秘密」の意味を知った時、何とも言えないリアリティを感じてしまったのは年をとったということでしょうか。